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共有持分の売却の相場は安くなる!
- 共有持分は一部しか手に入らず一般の人が手が出しにくい物件だから安くなる
- 少しでも共有持分を高く売りたいなら専門業者に売るべき
共有持分の土地・建物は、その名の通り単独名義でそれらを所有している場合と異なります。しかし、共有持分の不動産でも自分の持分については単独で売却が可能とされています。
一般的な売却相場を下回るといわれる共有不動産の売却。ここからは実際に売却を行った場合、一般の不動産売却とどの程度相場に違いがでるのか理由もあわせてチェックしてみましょう。
なぜ売却相場は安くなる?
共有持分の不動産売却には、大きく分けて2つの方法が考えられます。1つは、自分の持分を共有者に対して売却する方法。2つ目は、物理的に分割できる不動産を第三者へ売却する方法です。これらの売却には、一般的な売却と違い価格を下げる要因が隠されています。
例えば、相続によって共有持分となった不動産では、不動産価値を明確に換金化させることが非常に困難といえるでしょう。土地や建物価格を割り出し、持分割合での売却をベースにしますが、お互いの事情なども踏まえた価格となることもあり、納得のいく価格での取引きには時間がかかることも懸念されます。
第三者への売却は、ビルなどの建物を共有持分の状態で権利として売却する場合や共有持分の土地を分筆して売却する場合などいくつかの例が考えられます。
いずれの場合も買い取り後の運用が制限される可能性があり、一般の需要者には手が出しにくい不動産といえるでしょう。そのため、需要が限られることで売却相場が安くなる可能性が大いにあるのです。
共有持分は買取専門業者に売ろう
共有持分の土地・建物は、クリーンな状態の不動産と異なるイメージを持たれることは事実です。また、様々な事情によって売却までの手続きが複雑な点も特徴でしょう。所有していても運用できない共有持分など、できるだけ早く売却したい人は、共有持分不動産の取り扱いが多く買い取りに力を入れている専門業者への売却を検討してみることもおすすめです。
信頼できる業者の選び方は?
共有持分は、相続や離婚など所有者の事情によって売却することが多く、共有者間のトラブルなどにも配慮する必要があります。
共有持分を売却する業者選びのポイントを3つ紹介します。
買取実績が豊富であること
まず、ポイントとなるのが実際の買取り事例件数です。共有持分の売却の場合、個々の案件によって複雑な事情が絡み合っています。そのため、全く同じ事情の案件というものはなく、それぞれの条件や持分の状態を踏まえた取引が必要となります。
買取実績が豊富な業者は、様々な取引事例を持つため買取価格の算定がスムーズという点も特徴でしょう。実際にどのような共有持分の買取りを行っているか確認してみることがおすすめです。
相続による不動産に強いこと
共有持分の売却で多いものが、相続によって所有することとなった共有持分です。ほとんどの場合、相続は予測不能なタイミングで訪れます。共有持分を相続すると、相続税や固定資産税なども支払う必要もでてくるため、売却を検討する人が多いともいえます。
相続によって共有持分となった不動産の売却は、親族トラブルの危険性もあります。相続案件に強い買取業者を選ぶこともトラブル回避の方法の一つでしょう。
トラブル対応のサポート力
共有持分でのトラブルは、避けたいと思っていても起こってしまう可能性が否めません。いざとなった場合に、トラブル対応が可能な業者であることもポイントでしょう。
弁護士や行政書士との連携を図り、法律上の手続きのほか、他の共有者への対応など幅広くサポートしている業者もあります。万が一に備えて、買い取り以外のサポートもチェックしておきましょう。
2016年:宅地建物取引士資格取得
不動産会社で賃貸物件の仲介、地主様の土地活用、マンションの管理やそれらに関する維持サポート等を行うかたわら、2018年よりライターとして活動をスタート。
おすすめ2選
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選定基準:
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その中から、「全国対応可」と公式HPに記載があり、かつ
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